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第22回 われら建設人 株式会社 仙南測量設計 (岩沼市)

 今月で大震災か一年が過ぎました。この一年様々なことがあり、なんだか早いようで長かったような・・
あらためて、先の震災でお亡くなりになられた方々に対しましてご冥福をお祈り致します。
 さて震災一年が経過してからの今回は、岩沼市からの企業紹介です。〔日刊建設新聞宮城版3月27日付け記事より〕

 


 岩沼市にある㈱仙南測量設計は、震災発生後、本社を置く同市と、営業所がある丸森町からの緊急要請を受け、被害状況調査を迅速に行うなど災害復旧支援を精力的に行った。
 
 特に、岩沼市では沿岸部が壊滅的ダメージを受けており、復旧には困難を極める状況にあった。それに加え、同市内の内陸部の主要道路には、度重なる余震の影響により、日を追うごとにクラックが多発し、緊急道路を確保する上でも、早急な被害状況の把握が求められた。
 
 もともと建設コンサル業が少ない同市にあって、同社が背負う社会的使命は重要なものであり、これを十分に踏まえた上で、社を挙げて災害復旧業務に取り組んだ。

       社内風景

 同社の加藤英司代表取締役は「震災で、県内の建設コンサル業者は、自社の業務をこなすだけで精一杯だった。それでも、可能な限り地元の復旧のためにとの使命感で乗り切りました」と語る。

       代表写真
        社長就任2年目にして大震災に見舞われ、それでも会社をまとめ困難を乗り
         越えた加藤代表取締役


 未曾有の震災によって、その復旧の先陣を担う建設業、建設関連業では人材不足や機材・資材不足が課題となった。もちろん建設コンサル業における人材不足も例外ではない。ましてや、専門知識を持った技術者を必要とする業種である。県内の建設コンサル業者は、その様な問題を抱えつつ震災直後より業務を遂行してきた。当然いつかは限界がくる。同業者間の連携も、この非常時ではなかなか取りにくい。限界がくれば他県からの応援に頼らざるを得ない。
 
 「建設業にはJV方式があるが、業務部門にはそれがない。今後そのようなシステムを業務にも取り入れてくれれば」と加藤代表は語る。
 
 震災復旧のために被害状況を的確に把握する。復興へ向けて新たな線を描く。これらは建設コンサル業に課せられた社会的使命である。その使命を円滑に行うための、新たなシステムの構築も、復興を考えた上では必要なのかもしれない。


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- : 2014/07/22 (火) 15:08:14

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